ホームセンターやキャンプ場で販売されている、
小割にされた薪に使用するのに適した鉈をご紹介します。
■ 薪割り用 鉈の選び方
鉈には両刃と片刃があり、薪割りには両刃が適しています。
「両刃」は片刃に比べ、角度が2倍となるため、鋭さはなくなりますが、
刃こぼれしにくく、左右均等に力が加わり、薪をうまく割ることができます。
一方、「片刃」は枝打ちや藪こぎに適しています。
刃が鋭いため、フェザースティックの製作や、つるや草を切るのにも使用できます。
両刃に比べ、片刃は刃が薄いため薪割りには適しておりません。
また、初心者には石突のついた海老鉈がおすすめです。
海老鉈は刃こぼれを防ぐために刃の先端に石突(石付)が付いてるタイプの鉈です。
■ 薪割り用鉈 おすすめランキング
人気No.1 | 人気No.2 | 人気No.3 |
東周作 最高級 黒打腰鉈 両刃 土佐鍛冶が自由鍛造にて作り上げた逸品。耐久性は抜群です。 |
東周作 海老鉈 380g 青紙鋼 同じく土佐鍛冶が自由鍛造にて作り上げた逸品。 |
東周作 極上 腰鉈 両刃165mm 同じく土佐鍛冶が自由鍛造にて作り上げた逸品。 |
■ 薪割りは鉈とナイフどちらがよいの?
当店では薪割りには、両刃の鉈をお使いいただく事を推奨しております。
主にキャンプで、小割りの薪をさらに細かくする方法として、
ナイフを上から打ち付ける「バトニング」という手法が人気です。
しかし、バトニングは、バトニング用途を前提に設計されていないナイフを使用すると、
大きな負担がかかり、刃欠けや曲がりなどの原因となる可能性があります。
当店の剣鉈・狩猟刀は、薪割りではなく狩猟・調理などでのご使用を前提に製造しております。
そのため、バトニングを行うと刀身を傷めたり、刃欠けを起こしてしまうため、
本ページで紹介する両刃の鉈での薪割りをおすすめしております。
より大きな玉切り材などで薪割りを行う場合は、薪割り斧をご使用ください。