ダイヤモンド砥石とは?メリットやデメリットなど

当店に来られる方の中で、「ダイヤモンド砥石」と言う
検索結果から来られる方がいつも一定数いらっしゃいますので、
今回はダイヤモンド砥石につきまして、ご紹介いたします。
そもそもダイヤモンド砥石とは何か?
ダイヤモンドってあの宝石のダイヤモンド?
砥石を削ったらダイヤモンドの成分が出てきて
金みたいに高く売れるとか?
…と言う事は当然なく。
簡単に言えば
研削力の高い、従来の人造砥石や天然砥石とは違うタイプの砥石です。
砥粒に硬く、すり減り難いダイヤモンド粒子を使用していて、
研磨力が非常に高いのが特徴です。
元々工業用だったものが
改良され一般的に普及し、
現在はその便利さが伝わり広く使われる事になっています。
従来の砥石では研ぎが困難だった
セラミックの刃物も砥ぐことができます。
主にダイヤモンド砥石には、
「電着」と「焼結」の2種類がございます。
大まかな説明、メリット、デメリットは下記の通りです。
詳細はこちらに記載しております>>
少し補足をしますと、
電着ダイヤモンド砥石は
原則、予め水に浸す必要がありませんので
時間の短縮や、研ぐ環境を選ばないのもメリットです。
また、誤って落とした程度では割れません。
電着ダイヤモンドは番手が1000番以下と
目が荒い物が中心となります。
ダイヤモンド粒子は剥がれやすく
細かい粒子の場合はより剥がれやすいので、
仕上げ砥石はあまり製造されていません。
仕上げ砥石はこちら>>
寿命が短いとの事ですが、
プロの方が大胆かつ長時間の研ぎをされる場合や
よほどの想定外のご使用をされた場合は別として、
一般のご家庭で年数回のご使用程度で、
そんなにすぐ寿命はこないと思います。
ただし砥石自体がサビますので、保管方法にご注意ください。
アイウッド ダイヤモンド砥石#150 & #300 & #800 片面電着 3枚組
人気のアイウッドシリーズの番手違い3枚セットです。
アイウッド 両面電着ダイヤモンド砥石 #300&#1000 ゴム砥石台付
荒、中砥の両面砥石です。
別々にお求めいただくよりもお得です。
焼結タイプは、表面だけの電着タイプとは違い、
ダイヤモンドの層が大体どれも2mm以上ほどはあります。
電着よりも研磨力は弱い反面、長持ちいたします。
また研磨力が弱いと言っても、
あくまで電着ダイヤモンド砥石と比較した場合であり
砥石としての研磨力が乏しいと言うわけではないです。
電着ダイヤモンド砥石より高価にはなりますが、
細かい粒度がない電着タイプと違い、
仕上げ以上の粒度も豊富にございます。
電着ならではのデメリットである、
砥石全体がサビつく事もありません。
ナニワ エビ印 ダイヤモンド角砥石#6000 超仕上げ砥石 DR-7560
電着ダイヤモンド砥石ではなかなか見られない#6000の仕上げ砥石です。
キング ダイヤモンド砥石#1000 レジンボンド
一般的な中砥石の粒度です。
ご家庭でも使いやすいです。
目詰まりが起こりやすいので、
いずれもドレッサー付きです。
どちらも一流メーカーのものですので、
その辺の配慮も抜きんでています。
最後までご覧いただきまして有難うございます!
スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。