真田紐の結び方(鉈の鞘)

先日、当店の鉈(ナタ)の鞘に真田紐を巻けるか?
というお問い合わせがございましたので、
今回、ブログでご紹介させていただきます。
その前に真田紐とは。
縦糸と横糸を使って織った平たく狭い織物の紐です。
材質は木綿・正絹など。
通常の織物の4倍以上の糸を圧縮して平たく織られ、
大変耐久性の高い紐であるため
重量物を吊ったり、物を確実に縛ったりする際に使います。
まず、当店の鉈で鞘に真田紐を結べる種類は、下記のシリーズとなります。
商品詳細は、リンク先にご確認ください。
鞘の表面に、赤丸内のような出っ張りがある鞘であれば
革ベルトを外して
真田紐を巻く事ができます。
革ベルトは簡単に外せます。
革バンドなしで鉈をご購入したい場合は
こちらよりお問い合わせください。
※なお真田紐を巻ける鉈としてご紹介したのは
2025年3月時点の仕様です。
鞘の仕様変更が予告なく行われる場合がございますので、ご了承ください。
巻き方について解説してみます。
鉈は、下記の
東周作 極上 腰鉈 両刃210mm青紙鋼 鞘付き
を使用します。
【1】交差させ輪を作ります。
【2】左側でさらに輪を作り、上からくぐらせます。
【3】余った部分を引っ張り、締めます。
【4】輪の部分を鞘の出っ張り部分にベルトを外してひっかけ、絞ります。
【5】余った部分の上側を上から回して輪の右側をくぐらせ、絞ります。
【6】鞘を裏返します。
【7】左側の余った部分を、鞘の裏に紐が通った部分の下から上へと押し、
さらに輪ができた中に上から下に通します。
【8】きつく締めます。
【9】これで完成です。
※写真は結び目の状態がわかりやすいように緩く締めておりますが、
実際行う場合はきつく締めてください。
最後までご覧いただきまして有難うございます!
スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。