鎌砥石と鎌の研ぎについて
10月14日は、10(と)1(い)4(し)の語呂合わせから、「砥石の日」と言う事で
当店では、砥石の日に因んだ特集ページも作成しておりますので、砥石の選び方にお困りの方などおられましたら、ぜひこちらのページをご覧ください。
砥石の選び方や使い方などは、こちらで長々と語るよりも上記リンク先に纏めております。
ぜひご覧ください。
また、上記の特集ページで一番アクセスが多いのが「鎌の研ぎ方」をご紹介させていただいてるぺージです。
やっぱり包丁と違って湾曲しているので、研ぎ方のイメージが中々できない方が多いのでしょうか。
詳しくは上記リンク先に纏めていますが、簡単に言いますと…
包丁は、砥石を固定して刃を動かして研ぐのに対し、鎌は鎌を固定して、砥石を動かして研ぎます。
とは言うものの、
「本物の刃って天然砥石でしっかりと研ぎ上げないとつかないのでは?」
「鎌砥石ってどれも1,000円以下で、天然砥石などと比較すると安くて逆に不安になる」
そんなお声もいただいた事があります。
ただ鎌の多くは草刈り、草の中には硬い物や、種類によっては枝を払ったりハードに使うものもあります。
特に枝払い用だと、カミソリのような薄く繊細な刃を付けていると刃こぼれが起きやすくなります。
ご使用方法に最適な刃付けを施しておりますので、紹介している研ぎ方で問題ありません。
また、鎌砥石はそんなに高価な物ではないですが、当店ではそんな中でも厳選して販売しております。
鎌砥石の多くは、創業1941年と長い歴史を持つナニワ研磨工業製です。
歴史が長く、信頼できるメーカーさんです。
ナニワ エビ印 GC/微粒 両面鎌砥石 #150&#800 IK-1101 中仕上げ 仕上げ用
こちらはナニワ研磨工業製の、中仕上げと仕上げが両面になった鎌砥石です。
最良の研磨材を用いて、素晴らしい切れ味が得られます。
ナニワ リス印 C角 鎌砥石 #120 大型 II-2100 荒砥ぎ用
刃欠けが起きた場合は、このような荒砥石で修正します。
剛研 曲線刃用砥石 #1000 中砥石
また、同じくナニワ研磨製のこちらのおすすめです。
鎌以外にも、剪定鋏やピーリングナイフなど曲線刃の研ぎに最適です。
特に、鋏はこの独特の形状で切刃、受け刃両方研ぐことができます。
※鋏を研ぐ場合は、分解して裏面まで研いでしまうとかみ合わせが狂い一切切れなくなるのでご注意ください。
園芸用の刃物を沢山持っておられる方は、こちら1つあれば便利かと思います。
鎌は暫く何の手入れもせず放置していると、刃全体が茶色く錆びついてしまいますが、
一度の研ぎで見違えるよう復活いたします。
黒ばら本舗 椿油 刃物お手入れ用 100ml (小)
とは言え、刃全体が錆びついてしまうと、かなり研ぎに時間がかかり手も疲れます。
ご使用後は水分や草汁などを拭き取り、
刃物手入れ用の椿油を散布して保管していただく事により、ある程度の錆びは防げます。
特に長期間ご使用の予定がない場合は、新聞紙で刃を包んで保管しておくとより効果的です。
お試しください。
その他砥石につきましては こちらから>>
砥石の種類や番手につきまして、詳細にご紹介させていただいております。
最後までご覧いただきまして有難うございます!
スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。