無骨なキャンプスタイルブッシュクラフトとは？

2024.09.04

アニメの影響やコロナ渦で始まった近年のキャンプブームは終焉を迎えたとされています。
キャンプ、2~3年前はよく行ってたけど、最近行ってないな…と言う方、いらっしゃいますか？
本来キャンプは夏にするものと言う印象ですが、近年、真夏は暑すぎて行けない時期が長くなると、腰も重たくなりますよね。

ただ、それでもせっかくテントなどキャンプ道具を沢山買ったのだから、また行きたい。
そんな方も多いかと。
だけど、何回も行くようになったら、マンネリして来るしなぁ…。
そんな方に私がおすすめしたいのは、キャンプスタイルの変更です。

こう言ったSNS映えを意識したおしゃれキャンプに憧れる方、多いと思いますが…

こういう「ブッシュクラフト」と呼ばれるキャンプスタイルも、また違った「映え」に入るかと思います。
無骨でかっこよくないですか？

ブッシュクラフトとは、今や無骨なキャンプスタイルの総称となっているイメージですが、
本来はコンロやライターなど、文明の利器をできる限り使わず、
自然にある素材を使って、必要な道具や環境を作ることとされています。

サバイバルと似たイメージをよく持たれますが、
サバイバルは「生き残り」
ブッシュクラフトは「生活」
目的が違うので、少しニュアンスも違ってきます。
また、ブッシュクラフトと近い意味で「野営」と表現される場合もあります。

例えばブッシュクラフトでは、上記のようにテント用ポールやトライポット、焚火用の薪など、
倒木や枯れ枝などを現地調達し、必要に応じて加工して作成します。

必要な長さぴったりのものが都合よく落ちている事は無いので、
適切な長さに切ったり、地面に刺さるよう先端を削る等して使用します。
上級者は、カトラリーや食器も現地の木を加工して作ってしまう方もいらっしゃいます。
手はかかる分、可能な限り現地調達する事で荷物も減ります。
また物価高で悩ましい昨今ですが購入する物も減らせます。
元々そこにあった木なので、撤収の際はその場に残して行っても自然に返るので問題ありません。
※当然ゴミや炭は持ち帰りましょう。

何もない森で、思い切り自然を満喫する。
休日に携帯の電波が入らない場所で、職場からの呼び出しにおびえる事もなく、非日常を楽しむ。
新しいキャンプスタイルを模索している方には、おすすめです。

※もちろん、無許可で勝手に山林に立ち入りキャンプをするのは厳禁です。
また所有者の方に許可を取ったと言っても、本当に一切手入れがされていない山林よりも、
安全のため出来ればブッシュクラフトに適したキャンプ場など、管理されている場所が好ましいです。
直火での焚火の可否など、キャンプ場ごとで定められたルールが違う場合があるので、各場所の管理者の方に確認をお願いします。

当店の近隣ですと、兵庫県西脇市にある武嶋キャンプ場と言う所がおすすめです。
無料ですが、その分仮設のトイレが1つのみ、街灯、お風呂、炊事場、売店の類は一切ありません。

テントを張る場所のみ、それ用に切り開かれた、ほぼ山林そのままのような場所です。
テントサイトは木々に囲まれているので、プライベート感も満載です。
とは言えキャンプ場なので、最低限管理はされているように見受けられます。
要予約ですので、気になられた方は西脇市のHPをチェックしてみてください。

【数量限定】ソロキャンオススメ創業祭セット
（アウトドアナイフ土佐打ち刃物まな板マルチツール料理鋏）
ブッシュクラフトデビューに。
ただいま、2024年度のほんまもん創業祭を開催中で、その期間限定のセットです。
※販売期間は2024年9月30日までとなります。

無骨なキャンプスタイルにマッチする、鍛冶が火作り鍛造した黒打ちの叩き跡がそのまま見て取れるナイフ。
まな板、キャンプ用マルチルーツ、キッチンバサミをセットがセットになっております。

本来、ブッシュクラフトとは1本のナイフで調理も木の削り出しも全て賄うものですが…
さすがに調理とその辺にあった倒木の加工は道具を分けたいな…
そんな方は、調理にセット内容のキッチンバサミをお使いください。

東周作共柄剣鉈 100mm 青紙2号割込み黒打ち仕上げ土佐打ち刃物アウトドアナイフ
こちら、上記セットの目玉商品です。
鍛冶が手作りしたアウトドア用のナイフです。
コンパクトで収納、持ち運びに便利。
鍛冶がハンマーで打った痕跡が見て取れる、無骨な印象の黒打ち仕上げ。
ブッシュクラフトをより本格的な雰囲気へと演出します。

切れ味が悪いナイフを使うと、余計な力を入れて怪我に繋がる恐れがあります。
こちらは青紙鋼と言う高級鋼材を使用しており、切れ味を追求しております。
錆びますが、手入れさえ十分しておけば、抜群の切れ味を誇ります。

また、ブッシュクラフトは薪も現地調達する場合が多いです。
最初からテントポールやカトラリーの自作は厳しくても、
薪くらいは現地で拾ったものを使ってみようかな…？と思えば、ハードルは下がりますよね。

※生えている生木を管理者の方に無断で伐採したり、枝を折る事は厳禁です。
落ちている小枝や倒木の利用についても、キャンプ場ごとにルールが違う場合があります。
事前に管理者の方にご確認ください。

キャンプでの薪割と言えば、小さなナイフを上から叩いて割るバトニングと言う方法が人気ですが、
刃物にとって大きなダメージを与えます。
バトニングでの使用を前提に作成されたもの以外は、刃欠けに繋がる可能性があって本来よくありません。
それに、自然そのままの状態から調達した薪は、形や太さ、硬さなどは選べません。
どのような状況にも対応できるよう、鉈や斧をご持参いただきたい所です。

薪割り道具創業祭セット（腰鉈斧竹割鉈両面砥石）
こちらは、薪割用の道具4点が1つになったお得な創業祭期間限定のセットです。
キャンプ仲間同士でシェアして、気に入ったものをそれぞれがお使いいただくのも良いと思います。
同じく販売期間は、2024年9月30日までとなります。
それ以降にこちらをご覧になられた方は、以下、単品でも販売しておりますので、そちらをご利用ください。